2026年8月25日、株式会社TENKI-JAPANは生成AIワークショップを開催しました。第10回のレポートでは、競合比較から商品ページの改善点を探すこと、商品タグの承認条件を整理すること、組み合わせ販売を特集ページに表示することを取り上げます。ページの伝え方、商品情報の管理、商品を組み合わせた提案をつなげて考える構成です。
1. 開催概要
開催日:2026年8月25日(火)
会場:304(開催案内の会場表記)
タイトル:生成AIワークショップ(開催案内の表記)
テーマ:競合LP分析・タグ・セット販売(本記事で取り上げる内容)
主な実践内容:商品ページの比較・改善案の確認、商品タグの自動承認条件、組み合わせ販売の設定・表示(8月24〜25日付の操作資料に沿って紹介)
主催:株式会社TENKI-JAPAN
2. 競合との比較と、自店舗の修正前後を分けて見る
Automation Suiteの「AI競合分析」は、分析したい商品URLと必要な比較対象をもとに、対象ページの概要・改善ポイントを整理し、改善ページ案を生成する機能です。8月24日付の操作資料では、比較の目的を分けて確認できる画面が紹介されています。
| 比較 | 対象 | 見ること |
|---|---|---|
| 自店舗と競合の比較 | 自店舗の商品ページと、用途・仕様を照合した他店舗の商品ページ | 購入前の疑問に答えている情報、伝え方の違い、改善の優先順位 |
| 自店舗のBefore/After | 同じ商品の元ページと、生成された改善案SPページ | 選んだ改善ポイントが、見出し・説明・配置のどこに反映されたか |
「SPページ確認セット」では、基準商品と選択した競合商品を横並びで比較します。一方、「Before/After」では「Before 現状SP」と「After 改善案SP」を確認し、改善ポイントを選ぶと対応する位置へ移動できます。競合比較を、そのまま自店舗の修正後ページと混同しません。
AIによる分析・提案、改善案の生成、店舗が採用する編集、RMSへの登録・公開はそれぞれ確認が必要です。改善案が表示されることを、店舗の本番ページが自動で変更・公開されることとは区別します。
3. 課題からAIの提案、採用する修正までを具体化する
以下は編集部が作成した架空のワインセットの解説例です。当日の参加店舗の修正内容や販売成果ではありません。「どの部分が変わると、買い手が判断しやすくなるか」を一つの修正で示します。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 元ページの課題 | 見出しが「おすすめワインセット」だけで、本数や選び方が最初の画面で分からない。 |
| AIの提案 | セット内容を冒頭にまとめ、食事や飲む場面から選べる説明を加える。 |
| 店舗が確認する事実 | この解説例では赤3本・白3本の計6本。現在の容量・構成・配送条件を照合し、裏付けのない受賞歴や味の評価は採用しない。 |
| 採用する修正案 | 見出しを「赤3本・白3本を楽しむ6本セット」にし、すぐ下に内容一覧と選び方を配置する。 |
競合の表現を写すのではなく、自店舗の商品で説明できる情報を採用します。修正前後を比較し、数量や購入条件が見つけやすくなったかを確認します。
4. 第7回の商品タグ管理から、承認条件の設定へ
Automation Suiteの「AI商品タグ管理」は、第7回と同じくRMSの商品属性を扱う機能です。SNSのハッシュタグや、自由に追加する検索キーワードとは役割が異なります。第7回の追加・修正・削除候補の確認から、本記事では繰り返す承認作業を減らす条件設定へ進みます。
8月25日付の資料では、ワインの「辛口」で毎回確認したくない提案に「自動承認」を選び、保存する例が紹介されています。機能資料の設定画面では、次の条件が確認できます。
| 設定項目 | 選択する条件 |
|---|---|
| タグ名 | ワインの味 |
| 完全一致する値 | 辛口(値全体の完全一致。複数の値を区切る「|」を含む場合も、全体が対象) |
| 処理 | 自動承認 |
| 必要な裏付け | 商品情報2種類以上(推奨) |
| 必ず確認したい情報 | 商品名 |
この例では、商品名を含む2種類以上の商品情報が提案を裏付け、タグ名と値も条件に一致する場合に承認を自動化します。その条件に合う提案の承認ボタンを毎回押す作業を省くもので、すべてのワインを無条件に「辛口」へ変更する設定ではありません。
現在の画面では、条件を満たさない提案は「提案あり」に残り、手動確認できます。保存したルールは今後の提案に適用され、商品タグから保存した場合はその商品にも適用します。他の既存商品は変更されません。選択した値、または「すべての値」の追加・変更・削除にショップ内の全ジャンルで適用されるため、範囲の確認も必要です。
「商品ごとの確認」は、条件の根拠確認、例外の手動確認、反映結果の点検を指します。すべての商品を毎回同じ手順で承認するという意味ではありません。この条件表は機能資料の画面例で、当日参加者が保存した設定や反映結果を示すものではありません。
5. RMSの組み合わせ販売と、特集ページの表示を分ける
8月25日付の資料では、RMSで組み合わせ販売を非表示に設定し、Automation Suiteのイベント特集ページで組み合わせを表示する流れが示されています。RMS側の組み合わせ販売の表示設定と、イベント特集ページ側のセット表示を分けて確認します。実際の設定では、RMSの組み合わせ販売設定と、掲載する特集ページの両方で表示状態を確認します。
同資料には、商品編集で「商品オプション」が設定されている商品は、組み合わせ販売を設定できないと明記されています。これは表示の見せ方以前の設定制約です。対象商品のオプション設定を確認し、使えない商品を、そのまま購入可能なセットとして案内しないようにします。
- RMS:対象商品・数量と商品オプションの有無を確認し、組み合わせ販売を設定する
- RMS側の表示設定:非表示になる箇所と設定内容を確認する
- イベント特集ページ側:対象商品・数量・価格を表示し、購入導線を確認する
- 購入:実際の選択肢・在庫・購入条件と、遷移先で受け付けられる構成を照合する
特集ページに組み合わせが見えることと、購入手続きが成立することは別です。表示と購入導線の両方を確認します。ここでは8月25日の資料にある設定・表示手順を紹介しており、翌26日に追加されたAI自動セット作成や毎時更新を当日の実習実績としては扱いません。
設定の詳細:店舗運営NAVI:組み合わせ販売の概要。利用店舗の現在の画面・仕様も確認してください。
6. 関連する開催レポート
商品属性の整理は第7回:レビュー活用・AI商品タグ管理をご覧ください。イベントページへの掲載は第9回:イベントページ・AIバナー制作をご覧ください。
7. 商品ページ・商品情報の見直しを相談したい方へ
競合比較をもとに、自店舗の商品ページや商品情報を見直したい方へ。自店舗の商品での活用方法や、ワークショップの内容・参加方法をお問い合わせください。
店舗URLと相談内容をご記載ください。途中参加・単発参加の可否、AI初心者の参加、準備する商品情報、必要なサービス契約や料金については、現在の受付条件を窓口にご確認ください。お問い合わせは本申込みとは異なります。
お問い合わせ情報の取扱いは個人情報保護方針をご確認ください。