2026年7月28日、株式会社TENKI-JAPANは第9回生成AIワークショップを開催しました。今回のレポートは、楽天店舗のイベントページと誘導バナーをつなぐ制作・確認の流れを取り上げます。第6回の季節特集ページ、第8回のイベント販促紹介に続き、生成したページの確認と、掲載枠に合わせたAIバナーの調整が中心です。
1. 開催概要
開催日:2026年7月28日(火)
会場:304(開催案内の会場表記)
タイトル:第9回ワークショップ(開催案内の表記)
テーマ:イベントページ・AIバナー(本記事で取り上げる内容)
主な実践内容:イベントページの内容確認、バナーのサイズ選択・追加指示(7月28日付の操作資料に沿って紹介)
主催:株式会社TENKI-JAPAN
2. 対象商品からページ、誘導バナーまでをつなぐ
Automation Suiteの「AIイベントマーケティング」では、イベントと対象商品をもとにページを作成します。第6回で取り上げた「AI季節イベントページ」は季節特集ページの生成・編集、第8回の「AIイベントマーケティング」はイベント企画の活用紹介という流れでした。第9回の整理では、そのページを確認し、誘導に使うバナーへつなげる工程に注目します。これらの名称を、すべて同じ機能の別名としては扱いません。
7月28日付の操作資料では、イベント画面の「ページを作成する」から生成を開始し、生成済みの外部リンクで内容を確認した後、「AIバナー」へ進む手順が示されています。以下は、この手順を一つの企画につないだ編集部の解説例です。当日の参加店舗が実施した企画や成果を示すものではありません。
- 対象商品・企画:店舗で販売しているワインを選び、対象期間と現在のセット内容を整理する
- ページ:企画に合うページ案を生成し、確認用リンクで商品・説明・期間を照合する
- 誘導バナー:同じ商品の画像と企画名を使い、掲載枠に合わせて調整する
- 掲載・リンク確認:店舗が採用した公開ページをバナーのリンク先に設定し、実際の表示と遷移を確認する
生成を始めるAutomation Suiteの画面、生成後の確認用リンク、店舗が実際に掲載する公開URL、バナーに設定する誘導先はそれぞれ役割が異なります。第6回と同じく楽天GOLDへ掲載する場合は、店舗のGOLD掲載手順を経て公開URLを確認します。生成済み・確認できる状態だけを、楽天GOLDへの公開完了とは扱いません。
3. ページの内容に合わせ、AIバナーを調整する
Automation Suiteの「AIバナー」内にある「AIカスタムイベントバナー」で、イベント企画に対応するバナーを選びます。必要に応じてサイズを選択し、カスタムサイズや追加指示を使って掲載枠に合わせます。「AIイベントマーケティング」のページ制作と、バナーの画像調整は別の工程です。
SP大バナー(スマートフォン用の大バナー)は、資料では保存後に「設定>SP大バナー」内へ表示されると説明されています。画像を保存した後も、掲載場所とリンク先の設定・表示確認が必要です。
| 掲載枠 | 残す情報 | 確認すること |
|---|---|---|
| 横長のバナー | 企画名、主役の商品、短い誘導文 | 文字の欠け、商品画像と誘導先の一致 |
| スマートフォン用の大バナー | 商品を選ぶ理由、読める大きさの見出し | 小さな画面での読みやすさとリンク先 |
| サイズを変えた画像 | 同じ商品と販売条件 | 切り抜きによる数量・ラベルの誤りがないか |
追加指示の解説例:「秋の食卓の企画に合わせ、商品を中央に配置。商品ラベルや数量は変えず、横長の掲載枠で見出しが読めるように調整」。バナーだけが別の季節や別の販売条件を伝えていないか、ページと並べて確認します。

4. シリーズの補足:公開後のリアルタイム監視
本シリーズでは、Automation Suiteの「リアルタイム監視」も取り上げました。競合商品URLを追加して追跡し、同じカテゴリから提示される候補を確認する手順があります。開催回が確定していないため、ここでは第9回の実習内容と分けて紹介します。
イベントページ・バナーを公開した後は、順位や競合の変化を確認し、商品情報や訴求、価格を見直す判断につなげます。変化を見つけたら、対象商品とデータの取得時点を照合します。監視結果だけで変化の原因や制作物の効果を決めつけず、対応の必要性を店舗担当者が判断します。
5. シリーズの補足:JANコードで競合価格を比較する
Automation Suiteの「競合・価格分析」に関連するJANコードを用いた比較も、シリーズで扱ったテーマです。実施回の確認前のため、第9回当日の実習としては記載していません。JANコードは商品を識別する手がかりです。比較候補を探した後は、型番、色、内容量、セット内容を確認し、比較できる条件をそろえます。
商品価格だけで結論を出さず、送料やポイント、購入条件、データの取得日時も確認します。価格差があっても、すぐに値下げするとは限りません。利益を確保できる範囲や商品の見せ方と合わせ、店舗担当者が対応を判断します。
| 比較先 | 商品価格 | 送料 | 商品価格+送料 |
|---|---|---|---|
| 自店舗 | 5,000円 | 0円 | 5,000円 |
| 店舗A | 4,800円 | 600円 | 5,400円 |
| 店舗B | 5,100円 | 0円 | 5,100円 |
比較の前提は、同一JAN・同一型番・同じ色と内容量の商品1点、同じ配送先・配送方法です。商品価格と送料はいずれも税込で、追加の配送加算はないものとします。
この例では商品価格の低い店舗Aも、送料を加えた合計は自店舗を上回ります。ポイントやクーポンは購入者・時期によって条件が変わるため、上の合計には含めていません。実際の参加店舗の価格や成果を示す表ではありません。
参考:GS1 JapanのGTIN(JANコード)解説 / 楽天の商品価格ナビ製品検索APIの公式資料。これらはコード・検索仕様の参考で、ワークショップ実施の証拠や自動価格変更の説明ではありません。
6. 関連する開催レポート
ページの生成・編集は第6回:楽天GOLDの季節特集ページ、イベント企画の活用紹介は第8回:イベント販促への生成AI活用をご覧ください。
7. イベントページ・バナーの活用を相談したい方へ
イベントページや誘導バナーの制作にAIを活用したい方へ。自店舗の商品での活用方法や、ワークショップの内容・参加方法をお問い合わせください。
店舗URLと相談内容をご記載ください。途中参加・単発参加の可否、AI初心者の参加、準備する商品情報、必要なサービス契約や料金については、現在の受付条件を窓口にご確認ください。お問い合わせは本申込みとは異なります。
お問い合わせ情報の取扱いは個人情報保護方針をご確認ください。