企業プロフィール
きもの市場あんのん 様
創業から80年以上続く老舗呉服店を母体とするECショップ。
着物や浴衣の販売、卒業式用袴などの着物レンタル事業を展開し、2000年代初頭からEC事業に参入しました。
EC業務は代表の浦川様が中心となり、発送作業などを一部サポートスタッフと連携しながら、少人数体制で運営されています。
【課題】
- 楽天市場での販売をスタートしたものの、施策の方向性に迷い、運営に手探り感があった
- 着物離れが進み、ネットでの販路拡大を目指す中で、集客・販促施策に悩んでいた
- 少人数体制のため、運営負担の軽減と施策実行力の向上が課題となっていた
【選んだ理由】
- TENKI-JAPANの提案が具体的かつ丁寧で、サポート体制に安心感を覚えた
- 無駄な広告費を削減し、効果的な施策を実行したいというニーズにマッチした
【導入後の変化】
- 広告費を従来の1/3に削減しながら、アクセス数は約3倍に増加
- 施策の優先順位が明確になり、効率的な運営体制を構築
- 精神的負担も軽減し、販売・レンタル両事業のさらなる成長に向けた土台が整った
導入前の課題|手探りのEC運営に戸惑いも
「最初は、本当に何もわからない中でスタートしました」
楽天市場での販売を始めた当初を、浦川様はこう振り返ります。
今から約20年前、ネット販売がまだ一般的ではなかった時代、「どうやって集客すればいいのか」「どう売上につなげればいいのか」すべてが手探りだったといいます。
「広告を出したり、特集ページを作ったり、とにかくできることはやっていたんですけど…。どれが正解なのか、どう伸ばしていけばいいのか、よくわからなかったですね」
一定の売上はあったものの、「この先どう伸ばしていくべきか」という施策の方向性が見えず、模索する日々が続いていました。
また、時を同じくして着物離れが進みつつありました。
「ネットだと全国のいろんな方に見てもらえる。そこに希望を感じたのも大きかったですね」
浴衣など、手に取りやすい商品も扱っていたため、ネット販売の可能性に期待を寄せていたそうです。
TENKI-JAPANとの出会い|“わかりやすい説明”と“広告費削減”への期待
試行錯誤を重ねながら楽天市場での運営に取り組んでいたものの、 「どれが効果的なのか、自分では判断できない」というもどかしさを感じていた浦川様。
「このまま自己流で運営していても、売上の伸びは頭打ちになるかもしれない」と危機感を覚え、 きちんと専門家に相談しようと決意しました。
そんな折、自らTENKI-JAPANに問い合わせたのが転機となりました。
ただレポートを送るだけではなく、現状の分析と次の打ち手を具体的に提案してくれる姿勢に、強い安心感を覚えたといいます。
「TENKI-JAPANさんは、ただ資料を送るだけじゃなくて、“こうなっているから、次はこうしましょう”と、具体的に説明してくれたんです。ちゃんと見てもらえている、という安心感がありましたね」
特に無駄な広告費を削減したいという思いが強く、浦川様は「この会社なら任せられる」と確信して、楽天マーケティング支援プランの導入を決めました。
導入後の変化|広告費は1/3、アクセスは3倍に!やるべきことも明確に
TENKI-JAPANの楽天マーケティング支援プランを導入後、すぐに変化が現れました。
広告費は従来の1/3にまで削減、それにもかかわらずアクセス数は約3倍に。
「広告費を下げたらアクセスも減るだろうと思っていたので、びっくりしました」
運営負担も大きく軽減され、発送作業や商品管理にしっかり時間を使えるように。さらに、「次に何をやるべきか」が明確に見えるようになったそうです。
「それまでは、とりあえず更新して、広告も出して…って手探りでした。今は、やるべきことがちゃんと整理されているので、動きやすくなりましたね。やるべきことがはっきり見えているだけで、精神的な負担もずいぶん減りました」
差別化の工夫|ランキング画像と特集ページで「見せ方」を強化
サイト全体の「見せ方」についても、大きな変化がありました。
「ランキング画像を更新するっていう発想自体、正直なかったんですよ(笑)」
TENKI-JAPANのサポートにより、楽天市場内でのランキング情報をリアルタイムで反映。売れている商品を目立たせることで、ユーザーへの訴求力がぐっと高まりました。
また、特集ページの作成にも本格的に取り組むようになりました。楽天スーパーSALEをはじめとするイベントに合わせて特集ページを組むことで、訪問者の興味を引き、購買導線をスムーズに整備。
「自分一人では、ここまで手が回らなかったと思います。見せ方を強化できたことは、かなり大きいですね」
導入後に実感した魅力|細かなサポートと確実な成果に安心感
浦川様が特に信頼を寄せるのは、TENKI-JAPANの細やかなサポート体制。
毎月の定例ミーティングでは、アクセス状況や広告効果を振り返りながら、次の一手を一緒に考えています。
「任せっぱなしにならず、常にこちらと二人三脚で考えてくれます。ちょっとした変更や相談にもすぐ対応してもらえるので、ありがたいです。何か不安があっても、すぐに話せる相手がいる安心感は大きいですね」
売上だけでなく、精神的な負担が軽くなったことも、大きな成果のひとつです。
今後の展望|レンタル事業の再強化とEC全体の底上げへ
現在、きもの市場あんのん様では販売事業が順調に成長していますが、今後はレンタル事業の再強化にも力を入れていく方針です。
「以前は卒業式シーズンに合わせて、レンタルもすごく盛り上がっていたんです。コロナ禍や楽天市場のアルゴリズム変更で一時落ち込んだんですが、ここからもう一度立て直したいですね」
販売とレンタルのバランスを取りながら、EC事業全体の底上げを目指していく考えです。
EC運営は専門家に任せ、自分たちは商品作りに集中
最後に、これからECにチャレンジしたい方へのメッセージを伺いました。
「わからないなら、無理に自分でやろうとせず、専門家に頼るべきだと思います。その分、自分たちは“本当にやるべきこと”――商品の準備やお客様対応に集中する。それが結局、一番効率がいいと思います」
限られたリソースで最大の成果を出すために、任せるべきところは任せる。浦川様の言葉からは、着実な成功へのヒントが見えてきました。
▼楽天マーケティング支援プランをチェック
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