企業プロフィール
BLUE HANDS 様
創業50年以上のトロフィー・記念品専門店が運営するECショップ。楽天市場を中心に、Amazon、Yahoo!ショッピング、ギフトモールなど複数モールで展開しています。
もともとは小規模に始めたEC運営ですが、コロナ禍で本業の売上が落ち込む中、社内設備や取引先とのネットワークを活かして本格的に事業化。内祝いギフトやトロフィー、メダルなどのオーダー品を中心に、「ECでも戦える商品づくり」に取り組まれています。
導入の背景と成果
【課題】
- EC市場が全体的に成長するに従い、店舗の売り上げが増加
- ECショップの運営を担う人員が足りず、圧倒的な仕事量に対応しきれない状況に
【選んだ理由】
- 先行して利用していたランキング生成ツールの効果が良好だった
- コストパフォーマンスの高さや、スモールスタートで成果を得たことに安心感があった
【導入後の変化】
- 導入直後から売上がぐんと増加。30%以上の成長を達成
- 広告運用を一貫して任せられ、結果に直結する戦略を実現
導入前の課題|急成長に追いつけない体制
「売上が伸びるほど、発送や在庫管理、問い合わせ対応まで手が回らなくて…とにかく現場が回らなかったのが悩みでした」
BLUE HANDSを運営する中村様が導入前に抱えていたのは、こんな課題でした。
中村様は、創業50年を超えるトロフィー専門店を経営されています。楽天市場に出店するきっかけとなったのはコロナ禍でした。
イベント関連需要が激減し、本業が大きな打撃を受けた一方で、EC業界の業績が好調であることに着目。多くのメーカーや工場との取引実績、トロフィー製造の過程で用いるレーザー彫刻機などの自社設備を活用できる点は、ECでも大きな強みとなりました。
こうして急速に売上が伸びていく一方で、楽天市場の「BLUE HANDS」を担当する人員は、本業と兼務。
「アクセスや売上の分析にかかる負担も大きく、日々の業務に追われて新しい施策や改善にまで手が回らない状態が続いていました」
こうしたオペレーション課題を解決するため、以前は「ランキング生成ツール」を利用。一定の成果を感じたことで信頼感が高まり、自然な流れで「楽天マーケティング支援プラン」を導入することとなりました。
TENKI-JAPANとの出会い|スモールスタートで感じた大きな手応え
スタートは「ランキング生成ツール」の利用から。
楽天市場でのショップ運営をする中ではごく一部に対するサポートではあったものの、費用対効果の高さや使い勝手の良さから、有用性を強く実感したことが、導入の後押しになったといいます。
その後、TENKI-JAPANの支援で楽天市場の「特設セール会場」に掲載される機会がありました。多くのユーザーの目に触れる中、アクセスや売上に大きな反響があり、「一部の支援でもここまで成果が出るなら、本格的なサポートも期待できるのでは」と感じるきっかけになったそうです。
「最初から大きな投資はしていません。こちらは本当に小さな稼働からのスタートでした」と語る中村様。無理のない範囲で少しずつ取り組みを広げていく中で、売上や効果がしっかり見えてきたことが、大きな自信につながったといいます。
その結果、「これなら本格的に任せても大丈夫そうだ」という実感が強まっていったそうです。
導入後の変化|広告も分析もお任せで一気に売上アップ
TENKI-JAPANによる支援の中でも、中村様が特に心強く感じたのが、広告運用代行のサポートでした。
「広告の設定や見直しって、結構手間がかかるので、専門的な知識がある人に任せた方がいいなと思っています」
専門性が求められる領域をプロに託すことで、大きな安心感を得られたといいます。
さらに、導入初月から売上が大きく伸び、前年比でおよそ30%近い増加を達成。導入の成果を目に見える数値で実感できたことで、本格的な取り組みへの確信も深まったといいます。
差別化の工夫|売れ筋に集中投資し、好循環に
中村様が印象的に感じたのは、TENKI-JAPANが「売れている商品にこそ広告をかける」というアプローチを提案・実行していた点です。
売れ筋の商品を見極めて重点的に広告を展開することで、ランキング上位を獲得し、さらなる売上増につながる“好循環”を実感されたといいます。
「『これを売りたい』と伝えるだけで、必要な施策をすぐに実行してもらえるのでありがたいです」
細かな調整や広告運用、施策の最適化まで一貫して任せられる点は大きな安心材料になっているといいます。
実際にかかるコストに対して得られるサポート内容の充実度は非常に高く、費用対効果の面でも大きな満足感を得られているそうです。
導入後に実感した魅力|施策判断に迷わない、頼れる相談体制
広告や分析といった業務の自動化に加えて、中村様が高く評価していたのが、判断が難しい施策の初期段階で相談できる体制です。ECでは「やるかやらないか」の判断が特に難しいと感じていた中、的確なアドバイスをすぐにもらえる点に大きな安心感があったそうです。
「売り方はすぐ答えが出ますけど、それまでの“やるべきか、やらないべきか”の判断が難しい。そこに助言をもらえるのがありがたいです」
商品ジャンルやキーワードの選定について相談した際も、すぐに的確なアドバイスが返ってくるなど、判断の難しい局面でのサポートも心強かったといいます。
「むしろ、対応が早すぎてこちらが返しきれていないくらい」と語る姿からも、対応のスピードと的確なサポートによって、運営に対する信頼感がより一層強まっている様子が伝わってきます。
今後の展望|商品拡充とLP強化で次のステージへ
これまでの戦略は、「商品力や価格競争力で十分に勝負できる市場」を選び、LPの作り込みに過度に依存しないスタイル。現在は新たにクリエイターの社員を迎えたことで、LPの見せ方や魅せ方にも力を入れ、より戦略的に成果を伸ばす取り組みが進んでいます。
「オフラインではまだまだ商品数が多いので、まずはECにもどんどん展開しようと思います。LPの戦略も、これからはしっかり整えて、もう少し上を目指していけたらと思っています」と、次のフェーズに向けた意気込みが感じられました。
EC運営に必要なこと|まずは自分の体を整えること
最後に、これからECに力を入れていきたい方へのアドバイスとして、中村様が挙げたのは「健康管理の大切さ」でした。
「以前に首を悪くして、半年くらい本気で仕事できなかった時期があって…」
「姿勢を良くする、運動をする。結局、体が動かないと、どんな施策も続けられないと思うんです」
EC事業を継続するには、やるべきことをやりきる体力と意志が欠かせません。中村様の言葉からは、現場を預かる立場ならではのリアルな視点がにじんでいました。
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