企業プロフィール
良い種 良い苗 良い園芸のお店 plum 様
創業から100年を超える歴史を持つ老舗園芸企業が運営するECショップです。
楽天市場、Amazon、メルカリShops、Creemaなど複数チャネルでEC事業を展開しています。今回は、楽天市場店を担当する大関様に、EC立ち上げから支援導入後の変化、今後の展望までお話を伺いました。
導入の背景と成果
【課題】
- 売上は一定水準を維持していたものの、さらなる成長に向けた打ち手に悩んでいた
- 広告や販促の施策が手探りで、十分な成果につながっていなかった
【 選んだ理由】
- ランキング画像施策など、やりたかったことを任せられると感じた
- 営業時の丁寧な提案に安心感を覚え、即導入を決意
【導入後の変化】
- 広告運用を売れる商品に集中し、売上が大幅にアップ
- 運営負担が軽減し、発送や商品管理にも余裕が生まれた
- 今後の施策や優先順位が明確になり、前向きな運営体制が整った
商品転換による転機|“良い種”という強みを活かして売上アップ
plum様がEC事業に挑戦した背景には、冬場に売上が落ち込むという課題がありました。
「冬場はどうしても売上が落ちるので、何か別の柱がほしいなとずっと思っていたんです」
新たな収益源を探る中、姉が制作していたドライフラワーをECショップで販売するというアイデアが浮かびました。もともとフリマアプリで販売しており、手応えを得たことから、より広い市場を目指して楽天市場にも出店することに決めたそうです。
「最初は『楽天市場でも成果が出るかも』と感じたんですけど、フリマアプリほど売上が伸びず、運営にかかる手間も増えて。このままだと運営自体が負担になってしまうなと思いました」と、当時を振り返ります。
そんな時に出席した楽天NATIONSの勉強会をきっかけに、得意分野である種の販売に舵を切ることを決断。本来の主力商品を前面に出す戦略に切り替えました。
「楽天市場で種は売れないんじゃないかな?と思ってたんです。言われて初めて扱うようになったんですが、これが当たりでした」
種の販売を始めた当初、購買層の多くが家庭菜園を楽しむ個人ユーザーになると想定していた大関様。しかし、実際には農家からの注文が3〜4割を占め、まとまった単位で注文が入ることもありました。
「農家さんが楽天市場で種を買うっていうのは、正直驚きでした」
ネット販売を通じて広がる顧客層に手応えを感じ、今後は個人ユーザー向けの商品展開を続けながら、農家などプロ層への対応も視野に入れた品揃えを強化していく方針です。
TENKI-JAPANとの出会い|やりたかった施策をプロに任せられる安心感
大関様は、かねてよりTENKI-JAPANが提供するサービスのひとつである「ランキング画像制作」に興味を持たれていました。
「自力で作成したこともありましたが、リアルタイムの情報を反映することまではできませんでした」
そんな中、折よくTENKI-JAPANから「楽天マーケティング支援プラン」の提案を受け、プロに任せることを決断。
施策を着実に実行できたことで、売上も大幅にアップ。自分たちだけで試行錯誤するよりも、プロに任せたほうが確実に成果につながると、サポート導入の効果を実感しています。
導入後の変化|売れる商品への集中投資で売上アップ!
導入前は、すべての商品にまんべんなく広告をかける運用をしていましたが、TENKI-JAPANの提案によって、売れる商品に集中的に投資する戦略に変更。
「最初は不安もありましたが、やってみたら売上が全然違いました」と、確かな手応えがあったことを伝えてくださいました。
売れる商品をしっかり育てることで、広告効果が最適化。運営コストも抑えながら、売上アップを実現しました。
差別化と課題|型番商品の競争、発送課題、ブランディング強化へ
種や農業資材といった型番商品は、どうしても価格競争に巻き込まれやすい領域です。
現状、楽天市場内では価格だけで比較される傾向があり、選ばれ続けるためにはさらなる価値提供が欠かせません。
plum様では、レビュー特典としてプレゼントを用意するなど、ユーザー満足度を高める取り組みも行っています。今後は、こうした施策を積み重ねながら、「このお店だから買いたい」と思ってもらえるブランド力の向上にさらに注力していく方針です。
運営体制に関しても、発送面で課題を感じているとのこと。種の発送は基本的に自社対応をしており、現在はスタッフの力も借りながら体制を整備中です。
「特にイベント後は発送が大変なんですが、今は手伝ってもらえるので、だいぶ楽になりました。どこに人を配置して、どこにコストをかけるかも、少しずつ見えてきました」
売上拡大に伴う発送負荷への対応も、今後の重要なテーマとなっています。
今後の展望|農業資材・花の種へ商品展開を拡大
今後は、取扱商品をさらに拡充していく方針です。
「今は野菜の種が中心ですが、花の種や農業資材(肥料や農薬など)にも力を入れていきたいです。登録できるものをしっかり出し切ることに集中していきます」
登録できる商品はまだ多く残っており、しばらくは商品数拡大に集中して取り組む予定。ラインナップを充実させ、より多様なニーズに応える店舗づくりを目指しています。
EC運営で大切にしていること|王道施策を地道に積み重ねる
最後に、大関様にEC運営で大切にしていることを伺いました。
「やったほうがいいと分かっていることをしっかりやる。当たり前のことを着実に続けることが、遠回りに見えても一番の近道だと思っています」
plum様の事例からは、「本来の強みを活かしながら、支援サービスを上手く活用することが、さらなる成長への近道になる」というヒントが見えてきました。
TENKI-JAPANの楽天マーケティング支援プランは、次の成長を目指すEC事業者にとって、心強い支えとなるはずです。
▼楽天マーケティング支援プランをチェック
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